> 家庭 > 旦那 > 【体験談】思い込みで結婚して…

【体験談】思い込みで結婚してしまったM子さんの悔やみきれない後悔(5)

待合室
 
前回に続き、いつもダメ男を選んでしまうM子さんの失敗談です。
 
今までのようにお金を稼いで自分を守るのではなく、別の道もあるのだと気付いたM子さん。
 
ここから、また新たな戦いが始まります。一体いつになれば、この苦しみから抜け出せるのでしょうか。
 

固まった決意

散々悩み抜いた末、M子さんは“離婚しよう”そう決意を固めます。
 
辛いことですが、決意したからには、ずっと嘘をつき続けてきた両親にも報告しなければなりません。
 
厳しい家庭に育ったM子さんは“離婚なんて怒られるだろうな”そんな不安を消せないまま、実家へ電話をかけます。
 
電話に出たのは、母親でした。「お母さん、私。みんな元気?」いつも通りの何気ない会話の後、意を決して今の自分の状況を伝え、最後に「ずっと嘘をついてて、ごめんなさい」つぶやくように言いました。
 
母親は、受話器の向こうで泣いています。
 
もう1度「本当にごめん」そう謝ると、やっと言葉が返ってきました。「何度も電話で声を聞いていたのに、お母さん気付いてあげられなくてごめんね」
 
母親のかけてくれた思いもよらない言葉に、涙があふれました。
 
電話を切った後、愛される温かい感覚を懐かしく感じながら、M子さんは1人泣き続けたのでした。
 

気付いていなかった現実

精神科での診察を勧められたものの、心のどこかで“まさか私が精神的な病気なんて”そう疑っていました。
 
とりあえず病院を調べて予約を入れはしましたが、1度診察を受けて「大丈夫だったよ」と報告すれば、心配してくれた友人も安心するだろうという軽い気持ちでした。
 
ですが、予約当日、またもやM子さんを絶望が襲います。実際に診察を受けたM子さんは、医師からいくつもの病名を付けられる結果となってしまうのです。
 
受け止めきれない現実に押し潰されそうになり、診察室の椅子に座ったまま、泣き続けました。
 
医師と看護師になだめられながら、ひとしきり泣くと、不思議と安心感が込み上げてきます。
 
眠れない日が続くのも、悪夢にうなされるのも、人を怖いと感じるのも、止まらない体の震えも、自分の存在を消したいと思うことも、全て病気のせいだったんだ!
 
治療すれば、元の自分に戻れるんだ!今までの自分を振り返り、そう思ったM子さんは、少しだけ希望の光が射した気がしたのです。
 
この日から、週2日の通院と、副作用の強い大量の薬を飲み続ける戦いの日々が始まるのでした。
 
いよいよ、次回が体験談の最終回となります。残すは、離婚と膨大な借金です。いつか苦しみから抜け出せる日が来ると信じ、副作用と戦いながらも、M子さんは必死に突き進んでいきます。(つづく)

カテゴリ :

旦那 浮気・不倫

タグ :