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【体験談】思い込みで結婚してしまったМ子さんの悔やみきれない後悔(1)

喫茶店
 
容姿もそこそこで、男性から声をかけられる機会も多かったM子さん(バツイチ)。
 
それなのに、付き合うのはいつも「もっといい人がいるでしょ?」と言われるようなダメ男でした。
 
10代の頃から幸せな結婚を夢見ていたM子さんでしたが、結婚相手に選んだのは結局、ダメ男。
 
”この結婚、幸せにはなれない”そう気付くのがもっと早ければ、こんなに辛い経験なんてしなくても済んだのですが……。
 

M子さんと元夫の出会い

当時M子さんは25歳。親元を離れ、都会のマンションで一人暮らし。
 
いくつものアルバイトを掛け持ちながら、転職活動をしていました。休みなく働き、少しでも時間が空けば求人情報をチェックする毎日です。
 
そんなある日、1つのアルバイト先である喫茶店に、30代半ばに見えるサラリーマン風の男性がふらっと入ってきました。
 
その日以来、その男性は頻繁に喫茶店を訪れるようになります。
初めは普通のお客様として接客していたМ子さんでしたが、いつからか、常連となったその男性の存在を気にし始めていたのでした。
 
人気のある喫茶店でしたから、ランチタイムはいつも満席で、お客様と個人的な会話をする暇などありません。
 
唯一の会話といえば、オーダーを受ける時と、お会計の時くらいのものです。
 
そんな中で、なぜその1人の男性が気になったのかというと、お会計の際いつも「おいしかったよ。ごちそうさま」と、一瞬だけニコッと笑顔を見せるのですが、目の奥が笑っていないことに気付いたからでした。
 
異性として特別な感情を持っていた訳ではありませんが、何か辛い出来事があったのかな?大きな悩みを抱えているのかな?と、1人で過ごす時間に男性のどこか暗い表情を思い出すようになります。
 
その時はまだ、その男性が自分の夫になるなんてM子さんは思ってもいませんでした。
 

会話

ある日のランチタイムが終わり、M子さんが店先の片付けをしていると、扉のチャイムと共に1人の男性が店内から出てきました。
 
ずっと気になっていた、暗い表情の男性です。「いつもありがとうございます。
 
また、お待ちしております」いつものようにM子さんが声をかけると「ここのランチ、安くて美味しいよね。ボリュームもあるし、気に入っちゃったよ」ニコッとした笑顔で言葉が返ってきたのです。
 
これが、初めての会話らしい会話でした。
 
その時もやはり、目の奥が笑っているようには見えません。
 
「いつもお昼は外で食べていらっしゃるのですか?」そうM子さんが尋ねると、「うん。恥ずかしいんだけど、嫁さんが男つくって、子供と一緒に出ていっちゃってね。自分で弁当作るのは面倒でさ」
 
男性の答えに、M子さんは一瞬言葉を失いました。
 
「変な事を聞いてしまって、すみません」そう頭を下げると「いいの。いいの。俺に甲斐性が無いから仕方ないんだよ」そう言った男性は少し間を空けて、言葉を続けます。
 
「あのさ、迷惑じゃなかったら、今度ご飯でも付き合ってくれない?いつもこの店で元気もらっているから、お礼って言うか……1人じゃ寂しいときもあって……」
 
突然の誘いに戸惑いましたが「いいですよ」と、その場でOKしたのでした。
 
その夜M子さんは、失礼な事を聞いてしまった罪悪感と、慰めてあげたい、少しでも心から笑わせてあげたい、色々な感情が混ざった不思議な気持ちで過ごしました。
 
この出会いが後悔の道へ繋がっているとは、まだ気付きもしないM子さん。気付かないまま、快調に進み続けていくのです。(つづく)

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